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「次世代iPhone」置き忘れか、アップルが回収に乗り出す

 4月20日、情報サイトがアップル「iPhone」の次世代機を入手したと写真付きで報じ、ネット上で話題を呼んでいる。写真は2008年8月、ワルシャワの携帯電話ショップに設置された初代iPhone販売時の看板(2010年 ロイター/Kacper Pempel)

 [サンフランシスコ 20日 ロイター] ハイテク機器情報サイトの「Gizmodo」が、現在開発中とされる米アップルAAPL.Oの携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」の次世代機種を入手したと写真付きで報じ、インターネット上で話題を呼んでいる。この事態を受けて、アップルも同機器の回収に乗り出した。

 アップルは過去3年間、夏季に新型iPhoneを発売。今年はまだ計画が明らかにされていないが、第4世代モデルが今夏にもリリースされるとみられている。

 Gizmodoによると、「次世代iPhone」は、アップルのソフトウェアエンジニアが3月18日にカリフォルニア州レッドウッドのバーに置き忘れたもので、同サイトが5000ドルを支払って入手した。

 Gizmodoは、同機種がビデオチャット用に前面にカメラを搭載し、背面にあるカメラも高性能になっていると報道。ネット上では真偽についての論争が活発に交わされているが、アップル製品をウォッチするブロガーの間では、次世代iPhoneのプロトタイプとの見方が大勢となっている。

 一方、Gizmodoは19日夜、この報道をめぐり、アップルから書簡を受け取ったことを公開。それによると、書簡は「アップルの所有物である機器をGizmodoが現在保有していることについて関心を寄せている」とし、同機器の返還を求めている。

 アップルからのコメントは今のところ得られていない。

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