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米財政赤字は持続不可能、政策対応が必要=バーナンキFRB議長

 4月27日、バーナンキ米FRB議長は、債務削減に関する超党派委員会の初会合に出席し、財政赤字は持続可能ではなく、危険な結果を防ぐために政策担当者の早急な措置が求められるとの見解を示す。写真は同日、同会合で発言するバーナンキ議長(2010年 ロイター/Jason Reed )

 [ワシントン 27日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は27日、債務削減に関する超党派委員会の初会合で、財政赤字は持続可能ではなく、危険な結果を防ぐために政策担当者の早急な措置が求められるとの見解を示した。

 議長は財政改革に向けた具体的な提言はしなかったものの、医療保険や社会保障の費用増加が主要課題になると指摘。「一段の政策措置がなければ、連邦政府の財政は持続不可能な軌道にとどまることになるだろう」と語った。

 巨額の債務は金利に上昇圧力を掛けるリスクがあるとし「政府債務の急増に関連した大きなコストやリスクを踏まえると、赤字を時間とともに持続可能な水準に削減するための信頼できる計画を米国は早急に実施すべき」とした。

 また、「経済規模と比較した政府債務水準の拡大は金利上昇につながり得る。そうなれば資本形成や生産性の伸びを妨げ、現在の経済回復を危機にさらす可能性さえある」と指摘した。

 深刻な景気後退を受けた刺激策継続の必要性に照らし、米国の赤字規模は大き過ぎるとの見方には異論もある。

 エコノミック・ポリシー・インスティチュートのエコノミスト、ジョシュ・ビベンズ氏は「民間の新規借り入れ需要や支出が弱い限り、公的部門の借り入れ拡大は金利への持続的な上昇圧力を生じさせない」と述べた。

 同委員会は11月の中間選挙後となる12月1日までに財政赤字削減策についてオバマ大統領に提言する。

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