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NY株大幅下落、ギリシャなどの格下げやGS公聴会で

 [ニューヨーク 27日 ロイター] 27日の米株式相場は大幅下落。格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)によるギリシャとポルトガルの格下げを受け、ユーロ圏経済の安定をめぐる懸念が高まった。

 4月27日、米株式相場は、スタンダード&プアーズによるギリシャとポルトガルの格下げを受けて大幅下落。写真はニューヨーク証券取引所(2010年 ロイター/Brendan McDermid)

 また、米上院常設調査小委員会でゴールドマン・サックスGS.N首脳による証言が行われるなか、金融規制改革が実現するとの見方が強まった。

 米株市場は過去3カ月近くで最悪のパフォーマンスとなった。米株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は約31%上昇し、1日として2008年10月以来の大幅な上昇率を記録した。

 アランBランツ・アンド・アソシエーツのアラン・ランツ社長は「市場は、ソブリン債をめぐる危機の悪化と上院公聴会での攻撃を受けて売り込まれている」と指摘した。

 ダウ工業株30種は213.04ドル(1.90%)安の1万0991.99ドル。

 ナスダック総合指数は51.48ポイント(2.04%)安の2471.47。

 S&P総合500種は28.34ポイント(2.34%)安の1183.71。

 ゴールドマンは0.7%高となったものの、S&P金融指数は3.4%急落した。ゴールドマンの株価はこの日大幅下落した市場のトレンドに逆行して小幅上昇したものの、4月15日につけた最近の終値ベースでの高値からは17%近く下落している。同社はこの翌日16日に米証券取引委員会(SEC)から、サブプライムローン(信用力の低い個人向けの住宅ローン)に絡む債務担保証券(CDO)の組成と販売をめぐる詐欺罪で訴追された。

 27日は幅広い銘柄に売りが出て、経済動向に敏感な素材・エネルギー・金融・一般消費財セクターなどはすべて約3%下落した。石油大手シェブロンCVXは2.9%安となり、ダウの下げを主導した。

 ナショナル・バンク・オブ・ギリシャの米市場上場株NBGは16%近く急落し、2009年3月以来の安値をつけた。

 3MMMMは0.6%高。同社はダウ銘柄の中で上昇したたった2つの銘柄のうちの1つだった。決算が予想を上回ったほか、通年の見通しを引き上げたことが好感された。

                   (カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)

     終値         10991.99(‐213.04)

   前営業日終値    11205.03(+0.75)

ナスダック総合

     終値         2471.47(‐51.48)

   前営業日終値    2522.95(‐7.20)

S&P総合500種

     終値         1183.71(‐28.34)

   前営業日終値    1212.05(‐5.23)

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