for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ユーロ圏支援措置、市場沈静化への「モルヒネ」=IMF欧州局長

 5月10日、IMFのベルカ欧州局長が、1兆ドル規模のユーロ圏緊急支援措置は「モルヒネ」のようなものとの見方を示した。昨年4月撮影(2010年 ロイター/Yuri Gripas)

 [ブリュッセル 10日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のベルカ欧州局長は10日、1兆ドル規模のユーロ圏緊急支援措置は「モルヒネ」のようなもので、市場の沈静化につながる見込みはあるものの、長期的な解決策と捉えるべきではないとの見方を示した。

 欧州連合(EU)財務相は10日未明、ギリシャの財政危機を発端とした混乱が他のユーロ圏諸国に波及するのを防ぐため、スタンドバイ基金と融資保証で構成する支援措置で合意した。支援措置の規模はIMFの資金も含めると7500億ユーロ(1兆0060億ドル)にのぼる。

 ベルカ局長は当地で開催中の世界経済フォーラムで、ユーロ圏諸国は金融安定化に向けて長期的な解決策を模索しなければならないと強調。「昨夜の出来事は欧州にいくらかの安ど感を与える。市場を沈静化させる見込みがある」とした上で、「長期的な解決策と捉えるべきではない。患者を落ち着かせるモルヒネのようなもので、本当の治療はこれからだ」と述べた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up