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現状と先行きDIは5カ月連続で上昇=景気ウォッチャー調査

 5月13日、内閣府が発表した4月景気ウォッチャー調査で、現状判断DIが前月比2.4ポイント上昇。写真は2008年11月、東京・丸の内(2010年 ロイター)

 [東京 13日 ロイター] 内閣府が13日に発表した4月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断DIが49.8となり、前月比では2.4ポイント上昇した。

 2─3カ月先を見る先行き判断DIは49.9で前月比2.9ポイント上昇。エコカーなどの政策効果や受注・出荷の持ち直しなどから、現状と先行きDIはともに5カ月連続で上昇した。

 内閣府は、景気ウォッチャー調査の判断の表現を「景気は厳しいながらも、持ち直しの動きがみられる」に維持した。 

 現状判断、先行き判断ともに、家計動向、企業動向、雇用関連のすべてのDIが上昇した。

 現状判断をみると、家計動向では、薄型テレビの3月の駆け込み需要の反動で、家電の販売は鈍化しているものの、エコカー補助・減税の効果が続いているほか、消費者の購買意欲に回復の動きが出ている。企業動向では、原材料価格の一部上昇はあるものの、受注や出荷は持ち直しており、雇用関連では企業は慎重な態度なものの、一部では新規求人が増加している。

 先行きでは、ガソリン価格の上昇への懸念はあるが、子ども手当を含めた政策効果が期待されているほか、企業は受注増を見込んでおり、雇用面では求人増を見込む動きもある。

 横ばいを示す50の水準は、景気の現状判断DIは37カ月連続で下回ったほか、先行き判断は35カ月連続で下回ったが、50まであと一歩の水準まで持ち直している。

 記者説明を行った内閣府の津村啓介政務官は、マインド面では景気回復の期待感が徐々に表れてきており、景気回復の自律性という点でも、前向きな判断をする環境が整いつつあるため、「引き続き1次QEに注目していきたい」と説明した。内閣府は20日に1─3月期実質国内総生産(GDP)1次速報を発表する予定。

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