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3月鉱工業生産は上方修正、1─3月生産能力は前年比増

 5月19日、3月の鉱工業生産指数確報値は94.8と、前月比1.2%上昇。写真は1月、川崎市の工業地区で(2010年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 19日 ロイター] 経済産業省が19日に発表した3月の鉱工業生産指数確報値(2005年=100、季節調整済み)は94.8となり、前月比1.2%の上昇となった。

 速報値の同0.3%のわずかな上昇から、比較的しっかりとした上昇幅に修正となった。上方修正の主な要因は医薬品や大型テレビなどに使われる液晶素子。

 この結果、1─3月の生産の前期比は7.0%上昇となり、リーマン・ショック以降の回復局面では最も高い伸びとなった。

 3月の製造工業稼働率指数(2005年=100.0、季節調整済み指数)は90.6となり、前月比0.6%の上昇だった。リーマン・ショック前の08年3月の水準まで回復した。

 製造工業生産能力指数(2005年=100.0、原数値)は106.8で前月比0.3%上昇した。能力指数が最高水準となっていた08年11、12月に並んだ。この結果、1─3月の生産能力指数は4期ぶりに前年水準を上回った。生産の好調により稼働率が上がってきており、企業が長期間止めていた生産ラインを再開させるなど、生産能力を上げる動きが出てきたことがうかがえる。上昇した業種は、電子部品・デバイス、一般機械など。

 (ロイター日本語ニュース 中川泉記者)

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