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10年世界経済成長率を4.25%と予想=IMF専務理事

 5月28日、IMFのストロスカーン専務理事は、2010年の世界経済成長率を4.25%と予想。26日にブラジルで撮影(2010年 ロイター/Ricardo Moraes)

 [リマ 28日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は28日、2010年の世界経済の成長率は4.25%と、好調な新興国経済を背景にこれまでの予想よりも速いペースで伸びるとの見通しを示した。

 IMFは4月時点で、10年の世界経済の成長見通しを4.2%としていた。

 米州の財務省当局者による会合での講演原稿で、専務理事は先進国の財政上の問題を改善することが不可欠と指摘した。

 新興国については、堅調な内需と貿易の回復を背景に力強い景気回復を遂げているとの見方を示し「先進国の回復は力強さに欠けるが、新興国市場の状況は大きく異なる」と述べた。

 ペルーとブラジルの今年の成長率は最大で7%になるとの見通しを示した。

 ストロスカーン専務理事は新興国に対し、金融危機時に実施した財政と金融による刺激策を解消し始めるよう促した。

 ギリシャやスペインの財政問題に言及し、最近の欧州情勢で不安要因が依然として残っていることを再確認させられたと述べた。

 その上で「中南米やカリブ海を含む新興国市場については懸念事項が若干異なる。これらの地域では回復が一段と進んでおり、暫定的に導入された財政出動による刺激措置の解消に着手することが出発点になる」との認識を示した。

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