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豪中銀が金利据え置き、欧州債務危機受けた豪ドル安など指摘

 6月1日、豪中銀は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.50%で据え置いた。写真は4月、シドニーの豪中銀前で(2010年 ロイター/Mick Tsikas)

 [シドニー 1日 ロイター] オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は1日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.50%で据え置いた。

 RBAは、2009年10月から引き締めに転じ、以来、5月まで25ベーシスポイント(bp)刻みで6回利上げし、3.00%だったオフィシャルキャッシュレートを4.50%まで引き上げていた。

 1日発表した声明は、前回5月以降、一部欧州のソブリン信用不安が金融市場で材料となり、投資家が警戒感を強めた結果、問題を抱えた国以外でも株価が下落し、長期金利が低下したと指摘。こうした調整の一環で豪ドルが急落し、商品価格も軟化したことを挙げた。

 RBAは、世界経済に関するさまざまな要因の影響は今後も注視する必要があるとしたうえで、現段階で、2010年の世界成長はトレンド付近のペースになるとの見通しを示した。

 豪経済については、過去の緩和的措置の効果が薄れても、高水準の交易条件が今後も所得や需要を支援し、生産の伸び率はトレンド付近になるとの見込みを示した。またインフレ率は目標レンジの半ばから上限の間になるとみている。

 こうした見通し、および過去の政策対応の結果、借り入れ金利の水準は過去の平均水準にあると評価。入手できるすべての情報を考慮したうえで、今回の決定は目先的に適切との認識を示した。 

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