for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

5月米非農業部門雇用者数は43.1万人増、10年2カ月ぶりの大幅増

 [ワシントン 4日 ロイター] 米労働省が4日発表した5月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月と比べて43万1000人増加した。増加は5カ月連続で、増加幅は2000年3月以来最大となった。

 6月4日、5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比43万1000人増加した。増加は5カ月連続で、増加幅は2000年3月以来最大となった。求人広告を出すサンフランシスコの飲食店。3日撮影(2010年 ロイター/Robert Galbraith)

 失業率は9.7%となり、4月の9.9%から低下した。

 ただ、労働市場の底堅さの目安となる民間部門の雇用は4万1000人増にとどまり、4月の21万8000人増から減速。政府による国政調査のための臨時雇用で非農業部門雇用者数は押し上げられたものの、民間部門の雇用増は予想を下回り、米労働市場の回復期待に冷や水を浴びせる結果となった。

 平均週間労働時間は34.2時間。4月は34.1時間だった。

 ロイターがまとめたアナリスト予想は非農業部門雇用者数が51万3000人の増加、失業率は9.8%だった。民間部門の雇用は19万人増と予想されていた。

 マルタ・オン・ザ・マーケッツの市場ストラテジスト、T・J・マルタ氏は「最大の失望は民間部門雇用だ。政府による国勢調査実施のための雇用はあったものの、民間部門の雇用増は期待通りではなかった」と述べた。

 またGFTフォレックスの調査部門を統括するボリス・シュロスバーグ氏は「今回の結果は回復が続いているものの、ペースが緩慢であることを示している。先行きに対する期待は、この先和らいでゆくとみられる」と述べた。

 政府が国政調査実施のために実施した臨時雇用の影響を除くと、過去数カ月間と比べて雇用増の勢いは鈍っている。

 雇用者数が最も多いサービス部門の雇用は3万7000人増。4月は15万6000人増加していた。財生産部門の雇用は4000人増。4月の6万2000人増から鈍化した。

 政府部門の雇用は、国勢調査実施に伴う雇用増で39万人増加した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up