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米アップルが「iPhone4」を発表:識者はこうみる

 [ニューヨーク 7日 ロイター] 米アップルAAPL.Oは7日、人気の携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」シリーズの新モデル「iPhone4」を発表した。現在の機種よりも4分の1スリムで、ビデオ通話もできるようになった。

 6月7日、米アップルが携帯電話端末「iPhone4」を発表(2010年 ロイター/Robert Galbraith)

 スマートフォン市場は、米モトローラMOT.Nや台湾の宏達国際電子(HTC)2498.TWなどが米グーグルGOOG.Oの携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した機種で攻勢をかけており、「iPhone4」の投入で競争は一段と激化するとみられる。

 「iPhone4」に関する識者のコメントをまとめた。

 ◎CCSインサイトのアナリスト、ジョン・ジャクソン氏

 iPhoneが今後もiPhone自身を凌駕(りょうが)し続けるとは考えにくくなりつつある。今日見聞きしたことに驚くようなことはなかった。そうは言っても、大きな成功以外は考えられないだろう。

 ◎ロッドマン&レンショーのアナリスト、アショク・クマー氏

 改善した部分の多くは漸進的なものだ。ハードウェア性能の観点からは新天地を切り開いたとは言えない。過去のイベント(新製品発表)とは違い、サプライズはなかった。 

 ◎モーニングスターのアナリスト、トアン・トラン氏

 ほかのスマートフォンに追い上げられるなか、競争を有利に進めていけるような新しい機能が多く追加された。たくさん売れるのではないか。非常に良い製品で、多くの革新的な新機能がある。

 iPhone4により、アップルはまた少し競争相手を引き離した。アップルがこのiPhoneに多くの新しいアイデアを詰め込むとの期待は裏切られなかった。

 ◎フォレスターのアナリスト、チャールズ・ゴルビン氏

 iPhone4はアップルが言うほどの大躍進とは言えないが、群を抜いて美しい機器であるとともに十分なアップグレードであり、同社の市場シェア拡大維持に寄与するだろう。

 ◎ナイト・エクイティ・マーケッツのマネージングディレクター、ピーター・ケニー氏

 スティーブ・ジョブズには素晴らしい才能がある。彼のマーケティングの才は他の追随を許さない。次のニーズを誰よりもよく理解しており、それが強みだ。40社以上の証券会社がアップルをカバーしているが、「セル」は1つもない。

 ◎ガートナーのアナリスト、ケネス・デュラニー氏

 最も優れた機能は恐らくスクリーンだろう。記憶容量は、アップルが見せたアプリケーション全部のためには若干少ないようだ。しかし、同社から買うのはハードウェアだけではない。アプリケーションやストアなどパッケージ全体であり、それが非常に素晴らしい。

 ◎ハドソン・スクエア・リサーチのアナリスト、ダニエル・アーンスト氏

 新モデルに何が入るかはある程度分かっていたが、そうした期待に沿っているように見える。これは革命的というよりは進化的であり、iPhoneのパラダイムを完全に変えるものではない。

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