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1─3月期実質GDP2次速報は年率+5.0%に上方修正

 6月10日、2010年1─3月期実質GDP2次速報値は、前期比プラス1.2%。写真は2008年11月、東京(2010年 ロイター)

 [東京 10日 ロイター] 内閣府が10日発表した2010年1─3月期実質国内総生産(GDP)の2次速報値は、前期比プラス1.2%となった。年率換算はプラス5.0%。1次速報値はそれぞれプラス1.2%、プラス4.9%だったが若干上方修正された。

 民間消費や住宅、公共需要の上方修正が成長率押し上げに寄与した。4四半期連続のプラス成長となった。

 ロイターが行った事前予測調査では、中央値が前期比プラス1.0%、年率プラス4.2%となっていた。 

 1─3月期の成長率は09年4─6月期(前期比プラス1.7%、年率プラス6.9%)以来の高さ。主要先進国の中ではカナダ(年率プラス6.1%)に次ぐ高い伸びとなった。 

 実質GDPの内訳を見ると、内需、外需ともにほぼ同程度の寄与度で1次速報と変わらなかった。内需では、民間設備投資が2四半期連続のプラスながら1次速報から下方修正されたほか、民間在庫品の成長率に対する寄与度が小幅に下方修正された。一方で、民間最終消費支出と民間住宅が上方修正された。

 内閣府の津村啓介政務官は発表された2010年1―3月期国内総生産(GDP)2次速報を受け、日本の景気について「回復局面に入りつつある」との判断を示した。自律性についての判断や評価については、月例経済報告に向けて丁寧に分析していきたいと述べた。 

 一方、名目GDPは前期比プラス1.3%(1次速報値はプラス1.2%)、年率ではプラス5.4%(1次速報値はプラス4.9%)となり、2四半期連続のプラス。

 GDPデフレーターは前年比マイナス2.8%(1次速報値はマイナス3.0%)と、10─12月期と同じマイナス幅で過去最大の下落。前期比ではプラス0.1%(1次速報値は0.0%)と5四半期ぶりのプラスとなったが、津村政務官は「野菜価格や素材市況といった外的な要因によるもの」とし「需給ギャップからくる軟調な需給バランスは基本的には変わっていない」と述べた。その上で、デフレの認識については変更はないとした。

  (ロイター日本語ニュース 武田晃子)

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