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5月米鉱工業生産は予想上回る+1.2%

 6月16日、米FRBが発表した5月の鉱工業生産指数は前月から1.2%上昇。写真はニューヨークで3日撮影(2010年 ロイター/Lucas Jackson)

 [ワシントン 16日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が16日発表した5月の鉱工業生産指数は、前月から1.2%上昇した。気温上昇を受けたエアコン使用拡大を背景とした公益事業の伸びが一部寄与した。

 ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.9%の上昇だった。

 4月の指数は0.7%の上昇に下方修正された。

 過去3カ月は低下していた公益事業だが、5月には4.8%上昇した。

 製造業は0.9%の上昇だった。

 経済の緩みの目安となる設備稼働率は1%ポイント上昇の74.7%と、2008年10月以来の高水準となった。景気後退の影響を受けていた前年同月の68.5%は大きく上回っているものの、1972─2009年の平均は依然5.9ポイント下回っており、米連邦準備理事会(FRB)が超低金利政策に変更を加えるほどインフレ圧力が高まっていないことを示した。

 RBSグローバル・バンキング&マーケッツの通貨戦略部門代表アラン・ラスキン氏は今回のデータは堅調だったと指摘。「製造業が強く、公益事業も大きく伸びた。製造業は伸びが目立ったのみならず広範囲にわたっている。設備稼働率は低水準ながら、内訳の事務機器に見られるような設備投資は依然非常に健全だ」と述べた。

 その上で「FRBはこれまで設備稼働率が78%かそれ近辺、通常は80%近くになるまで金融引き締め策を取っていない。つまり、製造業は回復に向かっているものの、FRBに対して利上げのシグナルを送る内容ではまだない」と述べた。

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