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スペインの緊縮財政措置、正しい方向を向いている=IMF

 6月18日、IMFはスペイン政府が打ち出した緊縮財政措置について、正しい方向を向いているとの見解を表明。写真はマドリードの会見場に到着したスペインのサパテロ首相(右)とストロスカーンIMF専務理事(左)(2010年 ロイター/Sergio Perez)

 [マドリード 18日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は18日、スペイン政府が打ち出した財政赤字削減に向けた緊縮財政措置は、正しい方向を向いているとの見解を示した。

 スペインのサパテロ首相はこの日、IMFのストロスカーン専務理事と会談。これを受け、サパテロ首相は「改革が予定どおり強力で十分な信頼をもたらすなら、政府支出の削減など緊縮財政措置は景気回復には影響を及ぼさず、第1・四半期から続く成長は維持される」と述べた。

 スペイン政府は歳出削減策、および労働市場改革などを打ち出しているが、2009年には国内総生産(GDP)比で11%を超えて膨らんだ財政赤字を縮小させるには十分ではないとの批判が一部アナリストから出ている。

 ただストロスカーン専務理事は「何をしなければいけないか、誰もが正確に把握していた。スペイン政府が決定した措置は完全に正しい方向を向いている」と評価。スペイン政府が打ち出した対策に支持を示した。

 その上で「スペイン政府はそうすることで、短期的な問題を解決するだけでなく、向こう20年にわたる成長の基盤を構築している」と述べた。

 また、銀行のストレステスト(健全性審査)は「できるだけ早い時期に」実施されるべきだと発言。サパテロ首相も、ストレステストは市場の信頼を回復するためのカギになるとして、同意を示した。

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