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5月米中古住宅販売、予想外に減少

 [ワシントン 22日 ロイター] 全米リアルター協会(NAR)が発表した5月の中古住宅販売戸数は、年率換算で前月比2.2%減の566万戸と予想外に減少した。NARによると、住宅ローン申請処理手続きの遅れが影響した。

 6月22日、5月米中古住宅販売戸数は予想外に減少。住宅ローン申請処理手続きの遅れが影響した。写真は2008年4月、バージニア州アレクサンドリアで撮影(2010年 ロイター/Jonathan Ernst)

 ロイターがまとめたアナリスト予想は5.5%増の年率612万戸だった。

 前年同月比では19.2%増加した。前月は年率577万戸から579万戸に上方修正された。

 中古住宅販売戸数は完了済みの契約数が計上される。4月末で期限を迎えた住宅購入者向け税控除措置への駆け込み需要を背景に5月のデータは上向くと予想されていた。資格を持つ住宅購入者は6月末までに契約手続きを完了すれば控除が受けられる。

 ピアポント証券(コネチカット州スタンフォード)のチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「われわれは昨年の極端に低い水準から立ち直りつつあるが、住宅市場ではまだそれほどの回復は見られない。回復は緩やかと予想する」と述べた。

 米上院は前週、住宅購入者向け税制優遇措置の手続き完了期限について、9月30日まで3カ月の延長を承認した。NARによると、住宅ローン申請処理手続きの遅れにより、住宅購入者約18万人が6月末までに契約を完了できない公算が大きい。

 5月は抵当流れ物件の販売が全体の31%を占めた。初回住宅購入者の割合は46%だった。

 販売減にもかかわらず住宅在庫も3.4%減少し389万戸となった。5月の販売ペースで8.3カ月分の供給に相当する。4月は8.4カ月分だった。

 住宅価格中央値は前年比2.7%上昇し、17万9600ドル。前年7月以来の高水準となった。

 1戸建て住宅の販売は1.6%、コンドミニアム/コープの販売も6.8%それぞれ減少した。

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