[ニューヨーク 12日 ロイター] 米アルミニウム大手のアルコアAA.Nが12日発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。売上高が22%増加したことが背景。
同社は複数の鉱工業セクターの強さを指摘、2010年のアルミニウムの消費見通しを引き上げた。
同社株は米株市場通常取引終了後の時間外取引で3%上昇し、11.24ドルをつけた。通常取引終値は10.87ドルだった。
アルコアの純損益は1億3600万ドル(1株当たり0.13ドル)の黒字となり、前年同期の4億5400万ドル(同0.47ドル)の赤字から回復した。
継続事業ベースの利益は1億3700万ドル(同0.13ドル)。
売上高は22%増の52億ドル。
ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均は、1株利益が0.11ドル、売上高が50億4700万ドルだった。