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北朝鮮の医療体制「崩壊」、麻酔なし手術が日常化=人権団体

 7月15日、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、北朝鮮では医療体制が「崩壊」していると警告。写真は北京の北朝鮮大使館に掲げられた国旗。5月撮影(2010年 ロイター/Jason Lee)

 [ソウル 15日 ロイター] 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは15日、北朝鮮では注射針の消毒や麻酔なしでの手術が頻繁に行われていると指摘した。同国では、昨年11月に通貨ウォンのデノミを実施して以降、経済の混乱に拍車がかかっている。

 アムネスティ・インターナショナルのアジア担当キャサリン・ベーダー氏は、報告書で「北朝鮮当局は国民に対し、生存のために必要な最低限の医療サービスも提供できていない」と述べている。

 アムネスティが実施した聞き取り調査によると、現地の病院は注射針を消毒することもなく、シーツも定期的に洗濯していないとの証言が寄せられた。また、麻酔なしに切断を伴う手術を行うことも日常的だという。

 その上で、アムネスティでは国際社会に対し、北朝鮮への人道支援を再開するよう要請。「北朝鮮の人々は医療と食糧の支援を緊急に必要としている。北朝鮮への支援は、援助国によって政治ゲームに使われるべきではない」と呼び掛けた。

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