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米シティの第2四半期純利益は前年比37%減、予想は上回る

 7月16日、米シティグループは第2・四半期純利益が前年同期比37%減の27億ドル(1株当たり0.09ドル)となったと発表。写真は同日、ワシントンで(2010年 ロイター/Jim Young)

 [ニューヨーク 16日 ロイター] 米シティグループC.Nが16日発表した第2・四半期決算は、クレジットに絡む損失の縮小を背景に利益が予想を上回った。

 一方、投資銀行部門の利益は減少。市場では、経済が低迷するなか各行とも業績拡大に向け厳しい状況に直面しているとの見方が広がり、午後の取引で株価は5%強値下がりした。

 純利益は27億ドル(1株当たり0.09ドル)と、前年同期の43億ドル(同0.49ドル)から37%減少した。ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均は、1株利益が0.05ドルだった。

 収入は221億ドルで、おおむねアナリスト予想通りだった。

 上院で前日可決された金融規制改革法案の影響については不透明とした。

 NABリサーチのアナリスト、ナンシー・ブッシュ氏は、各行とも金融規制法の影響で収入減となれば、コストカットや新たな収入確保での穴埋めを迫られると指摘。「こうした状況は今後数年は続くと予想され、各行とも極めて厳しい環境に直面している」と述べた。

 シティの投資銀行部門の利益は減少し、来週決算を発表するゴールドマン・サックスGS.Nやモルガン・スタンレーMS.Nにとって悪い兆しとなった。

 クレジットコストはおおむね緩和する一方、融資は前年比で減少した。

 ガースパッチ最高財務責任者(CFO)は記者会見で、ローン需要について「誰もが様子見になっている。目先、最低でも不透明感が払しょくされないかぎり、大幅な需要は見込めないだろう」と語った。

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