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米経済活動、一部地区で勢い失速=地区連銀報告

 7月28日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、一部地区で経済活動の勢いが失速したことが確認された。ワシントンで6月撮影(2010年 ロイター/Hyungwon Kang)

 [ワシントン 28日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が28日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米経済活動は全般的に引き続き強まっているものの、力強さに欠け、一部地区では過去数週間で勢いが失速したことが確認された。

 同報告は、セントルイス地区連銀が7月19日までに入手した情報を基に作成され、景気回復は住宅市場の低迷や新車など高額品の販売の不調などを背景に、穏やかなペースとなっている状況が示された。

 報告は「経済活動が改善したと報告した地区の多くは、回復ペースが小幅と指摘した。アトランタとシカゴの2地区は、経済活動ペースが最近鈍化したと報告した」とした。

 製造部門は引き続き大半の地区で拡大したものの、ニューヨーク・クリーブランド・カンザスシティ・シカゴ・アトランタ・リッチモンドの各地区で、製造部門の活動は減速あるいは横ばいとなった。

 消費者動向の目安となる小売売上高については、全般的に増加したものの穏やかなペースとなっていることが明らかになった。FRBは「衣料、食品など必需品の売上高に最近強さがみられると一部地区連銀が報告した。その一方で、高額商品は弱い」と指摘した。

 また「4月末に住宅税控除措置の期限切れを背景に、大半の地区で住宅不動産市場の活動が低迷した」との認識を示した。

 労働市場については、穏やかな改善がみられ、一部の地区からは臨時雇用の報告もあったとした。

 消費者物価は全般的に安定しており、賃金圧力は「抑制されている」とした。

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