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郵船、11年3月期営業損益予想を上方修正

 7月29日、日本郵船が11年3月期営業損益予想を上方修正。都内の港湾施設で昨年8月撮影(2010年 ロイター)

[東京 29日 ロイター] 日本郵船9101.Tは29日、2011年3月期の連結営業損益予想を1220億円に上方修正すると発表した。従来予想の740億円の黒字に比べ、64.8%の上方修正となる。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト16人の予測平均値947億円を28.8%上回っている。前年実績は180億円の赤字だった。

 定期船事業は運賃が改善したほか、荷動きが回復。不定期専用船事業も自動車船部門で荷動きが回復し、輸送台数が前年同期比7割増となった。航空運送も増益に貢献した。

 2010年4―6月連結営業損益は400億円の黒字に転換した。前年同期は255億円の赤字だった。この実績の通期予想に対する進ちょく率は32.8%。

 会見した甲斐幹敏経営委員は「リーマン・ショック後に打った緊急構造改革の下支えの効果が出てきた」とコメント。10年3月期は1000億円を超えるコスト削減を実施したが、継続してコスト削減に取り組んでいる。

 下期については「欧州の経済状況や中国の鉄鉱問題など不透明要因がある」とした上で、「足元の欧州は好調。北米も弱くなる兆候はない」と述べ、コンテナ船が引き続き支えていく見込みを示した。

 (ロイター日本語ニュース、杉山健太郎)

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