for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米FRB、一段の米債購入検討すべき=セントルイス連銀総裁

 7月29日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、FRBは低金利を長期間維持することを確約するよりも、一段の米債買い入れを検討すべき、とした(2010年 ロイター/St. Louis Federal Reserve Bank/Handout)

 [ワシントン 29日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は29日、米連邦準備理事会(FRB)は、インフレが一段と低下した場合、景気下支えに向け、低金利を長期間維持することを確約するよりも、一段の米債買い入れを検討すべき、との見解を示した。

 総裁はリサーチペーパーのなかで「米連邦公開市場委員会(FOMC)の(声明にある)長期間との文言は、米経済が日本のような結果(デフレ)に陥る確率を高めている可能性がある」とした。同時に「米国の量的緩和政策は、そのような結果を回避するうえで最善の措置」と指摘した。

 総裁は同リサーチに関する記者会見で「経済指標がやや弱い内容となり、インフレがやや低水準で推移するなか、米経済が日本のような状況に陥る可能性をめぐる言及がなされ始めている」と述べた。

 FRBによる低金利を長期間維持する確約によって、企業や消費者のデフレ期待が若干高まる可能性があるが、長期間との文言の本来の狙いは「成長と生産を促進させ、それに伴いインフレを上昇させていくこと」と述べた。

 総裁は、米景気が緩やかに回復し、追加金融緩和の必要はないというのが最も起こり得るシナリオと引き続き考えている、とした。しかし、FRBは予想外の衝撃が現実のものとなる事態に備え、追加措置の用意はすべき、と述べた。

 また、長期間との文言の削除を支持しているホーニグ・カンザス地区連銀総裁の見解に同調する意向はない、と語った。

 総裁は今年のFOMCで投票権を有している。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up