[ニューヨーク 12日 ロイター] 米ソフトウエア会社オラクルORCL.Oは12日、米インターネット検索大手グーグルGOOG.Oを特許および著作権侵害で提訴したことを明らかにした。
グーグルの携帯電話向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」の開発過程で、オラクルのソフトウエア「Java」の特許や著作権が侵害されたとしている。
オラクルの広報担当者は声明で、グーグルがアンドロイドの開発で「Javaに関連する知的財産権を意図的に直接、繰り返し侵害した」とし「訴訟で、相応の補償を求めていく」と表明した。
グーグルのシュミット最高経営責任者(CEO)は4日、アンドロイドを搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)などの機器が1日約20万台のペースで販売されていると述べている。
現時点で訴状のコピーは入手できていない。オラクル、グーグル両社のコメントも得られていない。