[東京 31日 ロイター] 経済産業省が31日発表した7月鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比0.3%上昇の95.3となり、2カ月ぶりの上昇となった。ロイターの事前予測調査では前月比0.2%低下と予想されていたが、発表数値は予想を上回った。
生産予測指数は8月が前月比1.6%上昇、9月が同0.2%の上昇となった。
経済産業省は生産の基調判断を「持ち直しの動きで推移しているものの、足踏みの動きもみられる」で据え置いた。
業種別にみると、一般機械、化学などが上昇し、鉄鋼、輸送機械、電子部品デバイスが低下した。
鉱工業出荷指数は前月比0.1%低下、在庫指数は0.5%低下だった。