[東京 3日 ロイター] 財務省が3日発表した2010年4─6月期の法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、設備投資額(ソフトウエアを含む)は全産業で前年比1.7%減となり、13期連続で減少した。
内訳をみると、製造業の設備投資額は前年比10.5%減、非製造業は3.4%増だった。ソフトウエアを除く設備投資額(季節調整済み)は、全産業で前期比6.4%増となった。売上高は前年比20.3%増となり、2期連続の増収。経常利益は前年比83.4%増となり、3期連続で増益となった。
法人企業統計は四半期ごとに調査が行われ、資本金1000万円以上の法人企業が対象。ただし、金融・保険業は除外している。