[ワシントン 8日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が8日発表した7月の消費者信用残高は36億3000万ドル減少した。減少は6カ月連続。経済の先行き不透明感を背景に家計が債務の返済を優先していることが背景にある。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は38億ドル減だった。
6月分は当初の13億4000万ドル減から10億2000万ドル減に修正された。
クレジットカードなどを含むリボ払いの7月の信用残高は43億9000万ドル減と23カ月連続で減少。6月は52億1000万ドル減だった。
自動車・教育ローンなどを含むリボ払い以外の信用残高は7億5800万ドル増と3カ月連続で増加。6月も41億9000万ドル増加している。