[マンチェスター(英国) 25日 ロイター] 英野党労働党は25日、エド・ミリバンド前エネルギー・気候変動相を新党首に選出した。兄のデービッド・ミリバンド前外相との一騎打ちとなったが、労働組合からの強い支持を背景にエド氏が接戦を制した。これを受け、労働党は左派寄りの路線を進む可能性がある。
同党は5月総選挙で敗北し13年ぶりに野党に転落。これを受けたブラウン前首相の辞任以来、新たな方向性と指導者を模索してきた。
40才のミリバンド新党首は党大会で「きょう、新たな世代が労働党を担うことになった。変革を求める声を理解する新世代だ」と述べ、支持者の喝采にこたえた。