[東京 30日 ロイター] 経済産業省が30日発表した8月鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比0.3%低下の94.5となり、3カ月連続の低下となった。
ロイターの事前予測調査では前月比1.1%上昇と予想されていたが、発表数値は予想を下回った。生産予測指数は9月が前月比0.1%低下、10月が同2.9%の低下となった。
経済産業省は生産の基調判断を「生産は横ばい傾向、先行きについては弱含み」と下方修正した。
業種別にみると、一般機械、鉄鋼などが低下し、電機、プラスチック製品、化学などが上昇した。
鉱工業出荷指数は前月比0.5%低下、在庫指数は0.7%上昇だった。