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9月の米中古住宅販売、予想を大幅に上回る

 10月25日、全米リアルター協会が発表した9月の中古住宅販売戸数は、年率換算で前月比10%増加し453万戸に。写真はマサチューセッツ州ソマービルで(2010年 ロイター/Brian Snyder)

 [ワシントン 25日 ロイター] 全米リアルター協会(NAR)が25日発表した9月の中古住宅販売戸数は、年率換算で前月比10%増加し453万戸となった。増加は2カ月連続で、ロイターがまとめたアナリスト予想の4%増の430万戸を大幅に上回った。

 ただ中古住宅販売の水準は、市場が健全な状態であることを示す500万戸を下回った状態が続いている。このため、米連邦準備理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和策の導入を決定するとの観測に大きく影響しないとみられる。

 在庫は前月比1.9%減の404万戸。9月の販売ペースで10.7カ月分の供給に相当し、前月の12.0カ月分から減少した。

 価格中央値は同2.4%低下の17万1700ドルとなった。

 野村証券インターナショナルのエコノミスト、ザック・パンドル氏は「税制優遇措置終了後の落ち込みが終息し、現在は緩やかな回復軌道に乗っていることが9月の統計で示された」と述べた。

 ただ、住宅差し押さえ手続きの処理問題に関する調査が進められていることが、住宅市場に影を落としている。MFグローバルの首席エコノミスト、ジム・オサリバン氏は「差し押さえをめぐる現在の状況は、ネガティブなものになり得る可能性がある。差し押さえが減少することは、差し押さえ物件の供給が減少することを意味している。こうした物件の購入が敬遠される可能性もある」と述べた。

 9月は販売された中古住宅のうち23%が差し押さえ物件だった。

 *米中古住宅販売に関するグラフはこちらをご覧ください。

 r.reuters.com/nux99p

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