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ユーロは過大評価に近い水準=IMFエコノミスト

 10月25日、IMFのエコノミストは、ユーロは過大評価に近い水準にあり、これ以上ユーロ高が進めば、ユーロ圏の経済成長に悪影響が及ぶとの認識示す。写真は12日、バンコクの銀行で(2010年 ロイター/Sukree Sukplang)

 [ワルシャワ 25日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のエコノミストは25日、ワルシャワで会見し、ユーロは過大評価に近い水準にあり、これ以上ユーロ高が進めば、ユーロ圏の経済成長に悪影響が及ぶとの認識を示した。

 会見したIMFのエコノミスト、Bas Bakker氏は「ユーロは過大評価に近いと呼べる水準にある。これ以上のユーロ高は(ユーロ圏の)成長鈍化を意味する。ユーロ高がさらに進めば、影響はさらに大きくなるが、日々の為替の動きにコメントするのは難しい」と述べた。

 同氏は「他の条件が一定なら、ユーロが上昇するほど、(ユーロ圏の)輸出の伸びは鈍化する。ただ、ユーロはあくまでも1つの要因にすぎない。世界の国内総生産(GDP)や米景気回復の動向も重要だ」と指摘。1つの要因のみに焦点を当てることはしないと語った。

 先週末に韓国・慶州で開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、世界の為替相場に関する不均衡を、市場で決定される為替レートシステムへの移行を通じて是正することで合意が成立した。

 ただ、政策を主導する主要な方針が打ち出されなかったことから、25日にはドルを売る動きが再び広がり、ユーロは1.4051ドルの抵抗線を超えて上昇した。

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