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危機再発防止に「バーゼルIII」は不十分=英中銀総裁

 10月25日、イングランド銀行のキング総裁が、危機再発防止には「バーゼルIII」だけでは不十分との認識を示した。9月撮影(2010年 ロイター/Darren Staples)

[ロンドン 25日 ロイター] イングランド銀行(英中銀)のキング総裁は25日、銀行に対する新たな自己資本比率規制「バーゼルIII」について、危機再発防止にはこれだけでは不十分との認識を示し、一段の措置が必要だと主張した。

 総裁はニューヨークでの講演で、バーゼルIIIの枠組みに関し、正しい方向に向けて一歩前進しているものの、リスクテイクを抑制するために「一連の他の措置」も伴う必要があると述べた。金融政策に関する言及はなかった。

 総裁は過度なリスクテイク抑制に向けて、一連の異なる措置を講じることにはメリットがあると指摘。銀行に対する課税や、大手・国境を超えて事業を展開する金融機関に対する株式もしくは損失吸収資本の上乗せ義務付け、より厳しいものでは預金業務とリスクの高い貸し出し業務の分離などを追加措置の例として挙げた。

 その上で総裁は「金融安定化に向けては、二重の対策をもって臨むことが理にかなっている」とした。

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