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ソフトバンク中間営業益、iPhone好調で過去最高

 10月28日、ソフトバンクが発表した2010年4―9月期連結営業利益は、「iPhone」効果もあって5年連続の中間最高益。写真は店頭でアップルのiPhoneを手にする男性。6月撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 28日 ロイター] ソフトバンク9984.Tが28日発表した2010年4―9月期連結営業利益は、前年比36.8%増の3155億円となった。5年連続の中間最高益。米アップルAAPL.Oの「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」の効果で契約が拡大したほか、データ通信収入が増加した。

 子会社のヤフー4689.Tも好調だった。

 4―9月期の売上高は前年比8.6%増の1兆4650億円で過去最高、当期利益も8.6%増の768億円で2期連続で過去最高となった。4―9月期の携帯電話事業では、携帯電話の出荷台数は474万台(前年同期は410万台)と増加したほか、契約あたり月間収入(ARPU)が拡大。音声ARPUは通話料の値引きで減少したが、アイフォーンの普及によってデータ通信収入が貢献した。7―9月のARPUは4300円で、このうちデータ通信収入が2290円となり、3四半期連続で音声収入を上回った。

 記者会見した孫正義社長は、中間期の営業利益が5期連続で最高を達成したことについて「アイフォーンやアイパッドを含めて、モバイルインターネット戦略が順調だ。解約率も落ちてきていてコスト効率も順調。まんべんなくいい」と述べた。好調が続いているため「今のところ課題は特にない」とも述べた。

 4―9月の純増契約数は159万7600件。9月末の累計契約は2347万契約。ソフトバンクは同日、2010年代に4000万回線にする構想を発表した。孫社長は「ボーダフォン買収から1000万回線を増やした。これからウィルコムの救済に入る。4000万回線は不可能ではないだろう」と述べた。

 9月末の純有利子負債は1兆4550億円。旧ボーダフォン買収時の06年6月末の2兆3870億円から大幅に削減した。

 2011年3月期の連結営業利益予想は前年比7.3%増の5000億円を据え置いた。6年連続で過去最高を見込む。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト17人の予測平均値5595億円を10.6%下回っている。

 (ロイター日本語ニュース 村井 令二) 

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