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中国経済は今後5年で大きく変革=人民銀総裁

 11月2日、中国人民銀行の周小川総裁は、中国経済は向こう5年間で大きな変革をとげる可能性があると発言。写真は10月、ワシントンで(2010年 ロイター/Jonathan Ernst)

 [北京 2日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は2日、中国経済は向こう5年間で大きな変革をとげる可能性があると述べた。ただ、資本勘定の交換性と人民元の国際化の進展は緩やかなものになるとの見解を示した。

 同総裁は国際金融協会(IIF)主催の会合に出席し、中国の5カ年計画(2011─16年)は、消費を中心とした内需拡大の促進に重点が置かれていると説明。都市化の進展で医療や教育など、輸出に関連のないサービスへの需要増大が見込まれるとした。

 その上で、中国の投資戦略の焦点はこれまでの伝統的な分野からサービス産業にシフトするとし「経済構造はかなり大きく変革する可能性がある」との見解を示した。

 人民元相場については、中国における為替制度の改革は今後も続くとし、貿易決済と投資における人民元の利用を段階的に推し進めていくと述べた。

 資本収支については「向こう数年間で、資本勘定の交換性に向けた漸進的な取り組みが見られるだろう」としたものの、詳細については語らなかった。

 また、同5カ年計画では省エネと環境保全も大きな柱となるとし「中国は気候変動を注視しており、温室効果ガスの排出抑制に向け非常に明確な計画が策定される」と述べた。5カ年計画の詳細は来年3月に公表される。

 ワシントンに本部を置くIIFはこのほど、北京に初の海外事務所を開設した。

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