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2010・11年の中国経済成長率予想を上方修正=世銀

 11月3日、世界銀行は2010年と11年の中国の経済成長率予想を引き上げた。写真は中国の国旗。2月撮影(2010年 ロイター/Aly Song)

 [北京 3日 ロイター] 世界銀行は3日、2010年と11年の中国の経済成長率予想を引き上げた。力強い国内ファンダメンタルズが、見込まれる世界経済の減速を補う見通しとしている。

 世銀は、中国経済に関する四半期ごとの報告で、10年の同国成長率予想をこれまでの9.5%から10%に、11年を8.5%から8.7%に上方修正した。

 短期見通しに対するリスクでは、インフレに関し楽観的な見方を示し、消費者物価指数(CPI)上昇率は恐らく、中国政府の年間平均目標の3%を上回る水準にとどまるものの、それ以上大きく上昇することはない見込みとした。

 インフレの主な要因となる食品価格の上昇ペースは鈍化し、コモディティの国際価格は落ち着き、労働市場の柔軟性がコアインフレを抑制するとの見通しを示した。

 一方、「不動産価格を動かす基本的な要因である急速な都市化、所得の大幅増加、低金利を踏まえると、不動産価格が長期間、横ばいで推移する可能性は低い」と指摘した。

 また、国際的な流動性が金融政策に課題をもたらすものの、こうした流動性は、他の新興国市場と比べて中国ではより対処しやすいとの見方を示した。

 政策金利に関しては、先月、約3年ぶりに利上げを実施し、中国は正しい方向に進み始めたと指摘。追加利上げが必要との認識を示した。  

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