[ヤンゴン 13日 ロイター] ミャンマー軍事政権は13日、国家防御法違反の罪で有罪判決を受けて自宅軟禁下にあった民主化運動指導者でノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チー氏を7年半ぶりに解放した。
千人を超える支持者の歓声に迎えられたスー・チー氏は自宅前に姿を現し「沈黙すべき時があり、話すべき時がある。一体となって取り組んで初めて、目標を達成できる」と語りかけた。
過去21年のうち15年を身柄拘束されて過ごしたスー・チー氏は昨年自宅軟禁中に米国人を家に入れたとして起訴され、禁固刑を言い渡された。同氏の自宅軟禁は13日に期限を迎えていた。