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ユーロ/ドルが2カ月ぶり安値、ドルは84円台=NY市場

 11月26日、ニューヨーク外為市場でユーロが対ドルで2カ月ぶりの安値。写真はポーランドの両替商で(2010年 ロイター/Kacper Pempel)

 [ニューヨーク 26日 ロイター] 26日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで2カ月ぶりの安値をつけた。アイルランドに続きポルトガルとスペインも支援が必要になるとの懸念を背景に、ユーロはさらに下落するとの見方が出ている。

 電子取引EBSでユーロ/ドルは0.9%安の1.3239ドル。一時1.3200ドルまで下落した。週間ベースでは3.5%安と8月中旬以来の下落幅となる勢い。

 ドル/円はEBSで0.5%高の84円。一時2カ月ぶり高値となる84.18円をつけた。

 チャートやオプション市場の動向は、ユーロの地合いが一段と軟化することを示している。ユーロ圏の債務危機の深刻化や朝鮮半島の緊張の高まりを背景に安全資産としてのドル買いが進むとみられる。12月3日発表の米雇用統計が予想を上回ればドル上昇が加速する可能性もある。

 テンパス・コンサルティングのトレーディング部門バイスプレジデント、グレッグ・サルバッジオ氏は「スペインとポルトガルが今後も無事でいられるかが最大の焦点となる。わたしは否定的だ」と語った。

 同氏は「ユーロ圏の状況は引き続き悪化する」と述べた上で、ユーロは年末までに1.30ドルを割り込み、1.25ドルまで下落する可能性があるとの見通しを示した。

 野村証券インターナショナルの為替ストラテジストは顧客向けノートで、スペインの状況が今後数週間のユーロの動きを大きく左右するとの見方を示した。

 「スペインの(国債の)スプレッドが現在のポルトガルの水準まで拡大した場合、ユーロのリスクプレミアムは10%前後から20%を超える水準へ上昇する。そうなればユーロは1.23ドルをつける可能性がある」と分析した。その上で「これがメインシナリオかどうかが重要な問題だ」とした。

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