[ニューヨーク 30日 ロイター] 米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発表した11月の消費者信頼感指数は54.1と、前月の49.9(下方修正)から上昇し、5カ月ぶりの高水準となった。
ロイターがまとめたアナリスト予想は52.6だった。
ジョン・トーマス・フィナンシャルの首席市場アナリスト、ウエイン・カフマン氏は「消費者が支出しているという、小売店(売上高)で見られる動向を裏付ける内容となった」と述べた。
期待指数は74.2と、前月の67.5から上昇し、5月以来の高水準。
雇用に対する見方は小幅改善した。
雇用が「十分」との回答は4.0%と、前月の3.5%から増加。「就職困難」との回答も46.5%と、前月の46.3%から増加した。
6カ月先の雇用が「悪化」するとの回答は18.8%と、前月の22.3%から減少。また、6カ月先の雇用が「改善」するとの回答は15.5%と、前月の14.5%から増加した。