[ワシントン 14日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は14日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、景気回復ペースは依然として失業率を低下させるのに不十分として、成長や雇用創出を支援するため6000億ドル規模の国債買い入れを継続する方針を表明した。
声明は「景気回復は継続しているものの、回復ペースは失業率を低下させるには不十分」とした。11月のFOMC声明では、回復は「遅い」との認識を示しており、景気判断を若干上方修正した。
今回の声明では、最近上向いている経済指標に関する言及はほぼ見られなかった。
カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁は再度、反対票を投じた。