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KDDIも電子書籍端末を25日発売、12月参入相次ぐ

 12月21日、KDDIは3G通信機能を内蔵した電子書籍端末の販売を25日から始めると発表。写真は同社本社。2008年11月撮影(2010年 ロイター)

 [東京 21日 ロイター] KDDI9433.Tは21日、3G通信機能を内蔵した電子書籍端末の販売を25日から始めると発表した。同時に配信サービスを開始する。専用端末「biblio Leaf SP02(ビブリオリーフ・エスピーゼロ2)」を25日から関西と沖縄で発売し、配信サービス「LISMO Book Store(リスモブックストア)」を始める。関東地区での端末の発売は来年1月上旬になる予定。

 専用端末のビブリオリーフは、3G通信と無線LANを搭載し、外出先でも本の購入が可能。通話機能は付いていない。通信料は、2年契約で月額525円の基本使用料(2年契約なしで月額1575円)だけで電子書籍の閲覧とダウンロードが何回でも利用できる。

 端末は、リナックスOSを搭載し、6型の電子ペーパーを採用。1回の充電で1万3000ページ(約50冊相当)の読書が可能。本体には約2ギガバイトのメモリーを搭載しており、3000冊相当のデータが保存できる。端末価格はオープン価格だが、約1万円台半ばになる見込み。

 配信サービスのリスモブックストアは当初は約2万点、2011年度中に約10万点を揃える。電子書籍の販売はサービス開始の25日から来年3月末まで半額キャンペーンを実施する。コンテンツは、ソニー6758.T、KDDI、凸版印刷7911.T、朝日新聞社の4社で共同で立ち上げた電子書籍配信会社「ブックリスタ」から供給を受ける。

 KDDIの配信サービスは当初は、専用端末のビブリオリーフのみで利用可能だが、11年4月から、同社が提供する他のスマートフォンでも利用できるようにする。将来的には、同一のユーザーが購入した電子書籍を複数の端末で利用できるようにすることを目指す。

 <電子書籍端末・配信サービスが相次ぐ>

 12月に入って電子書籍端末と配信サービスの開始が相次いでいる。ソニーも今月10日から電子書籍端末「リーダー」を国内で発売。電子書籍はブックリスタから供給を受けているため、今回のビブリオリーフとほぼ同じコンテンツになる見通し。

 同じ10日には、シャープ6753.Tも電子書籍が利用できるタブレット型端末「ガラパゴス」を発売し、コンテンツ配信サービス「TSUTAYA GALAPAGOS(ツタヤガラパゴス)」を開始している。また、NTTドコモ9437.Tと大日本印刷7912.Tも、電子書籍配信会社「トゥ・ディファクト」を21日付で設立し、来年1月上旬からドコモのスマートフォンやタブレット端末への配信を始める。

 (ロイター日本語ニュース 村井 令二)

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