[パリ 31日 ロイター] フランスのサルコジ大統領は31日、ユーロの存続のために力を尽くすと述べた。また同国の財政状況改善に向けた目標を順守する考えを示した。
同大統領はテレビ演説で「フランスはユーロから離脱すべきとの主張を信じてはいけない。ユーロの終えんは欧州の終えんを意味する」と述べた。
「(欧州)大陸に平和と友愛をもたらした60年におよぶ積み重ねを無にする後退に対し、わたしは力の限り戦う」と語った。
またフランスが債務危機に陥ることを回避すると述べ、財政健全化に向けた計画を堅持する考えを示した。