[ワシントン 14日 ロイター] 米労働省が発表した12月の消費者物価指数(CPI)統計によると、総合指数は前月比0.5%上昇と、市場予想の0.4%上昇を上回り、1年半ぶりの高い伸びとなった。
ガソリン価格の急上昇が総合指数を押し上げた。
一方、食品とエネルギーを除くコア指数は、市場予想と一致する0.1%の上昇にとどまった。
野村証券の首席エコノミスト、デイビッド・リスラー氏は「現時点でインフレが経済への重大な脅威になっていることは確認されていない」と語った。
前年同月比では、総合指数は1.5%、コア指数は0.8%それぞれ上昇した。ともに統計が開始された1958年以降で最も低い伸びとなった。