[上海 17日 ロイター] 17日付の上海証券報によると、中国国家統計局のエコノミストは、2011年の中国消費者物価指数(CPI)の平均伸び率が約4%になるとの見方を示した。ただ、インフレは「悪質な」ものにはならない、と指摘した。
国家統計局のチーフエコノミストYao Jingyuan氏は業界セミナーで講演し、穀物の収穫が過去7年高水準を記録したことは物価を安定させる基盤となっている、と見方を示した。
さらに、大半の鉱工業製品の生産は現在需要を上回っており、そのことも物価抑制要因になる、との認識を示した。