[ニューヨーク 20日 ロイター] 関係筋は20日、米音楽大手のワーナー・ミュージック・グループWMG.Nが身売り先を模索しており、ゴールドマン・サックスGS.Nをアドバイザーに起用したことを明らかにした。
買収には複数から関心が寄せられているという。
これより先に、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は20日、ゴールドマンの起用に先立ち、プライベートエクイティ(PE)のコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)KKR.Nなどがワーナー・ミュージックの経営陣に接触し、買収に関心を示したと報じた。
ゴールドマンとワーナー・ミュージックはコメントを差し控えた。
ワーナー・ミュージックは以前から、英EMIのレコード音楽部門を買収する可能性がうわさされてきた。
NYTによれば、ゴールドマン内ではワーナー・ミュージックによるEMI買収案が別途検討されている。