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アングロ銀の通期決算、アイルランド史上最悪の赤字計上

 2月8日、アイルランドの大手銀行アングロ・アイリッシュ・バンクは、2010年通期決算で同国史上最悪の赤字を計上するとの見通しを示した。写真は昨年9月、ダブリンの同行支店前で撮影(2011年 ロイター/Cathal McNaughton)

 [ダブリン 8日 ロイター] アイルランド政府が国有化した大手銀行アングロ・アイリッシュ・バンク[ANGIB.UL]は8日、2010年通期決算で176億ユーロの赤字を計上するとの見通しを示した。

 同国企業として過去最大の赤字となる。これまでの最大記録は、同行が2009年12月までの15カ月間に計上した127億ユーロの赤字だった。 

 政府は同行の事業縮小を進めており、国民財務管理庁(NTMA)は8日、同行と住宅金融機関アイリッシュ・ネーションワイド・ビルディング・ソサエティー(INBS)[IRNBS.UL]の預金・資産売却に向け、入札手続きを開始することを明らかにした。

 政府は先週、国際通貨基金(IMF)・欧州連合(EU)がまとめた金融支援策の一環で、欧州委員会に2行の再編計画を提出した。

 アングロによると、2010年通期決算では、減損費用として78億ユーロを計上するほか、国家資産管理機関(NAMA)への不動産融資売却に伴い115億ユーロの損失を計上する。

 今回発表した財務情報は監査前。

 2010年12月31日時点の顧客預金は111億ユーロで、前年同期の272億ユーロから減少した。

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