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英バークレイズの2010年決算は32%増益、市場予想上回る

 [ロンドン 15日 ロイター] 英銀行大手バークレイズBARC.Lが発表した2010年の決算は、税引き前利益が61億ポンド(98億ドル)と、09年の46億ポンドから32%増加し、ロイター・エスティメーツがまとめた市場予想の平均57億ポンドを上回った。主に貸倒損失の減少が寄与した。

 2月15日、英銀行大手バークレイズが発表した2010年の決算は、税引き前利益が61億ポンド(98億ドル)と09年から32%増加。写真は同行のロゴ。2007年4月撮影(2011年 ロイター/Toby Melville)

 バークレイズは、金融機関に対する規制強化への対応に追われるなか、収益性を高めるため、業務を合理化する計画を明らかにした。

 ダイアモンド最高経営責任者(CEO)は15日、規制強化によって利益率が低下するとの見通しを示すとともに、13%の株主資本利益率(ROE)を目指す方針を明らかにした。

 同CEOは、この目標を達成するためにポートフォリオの「厳格で綿密、かつ継続的な見直し」を促したと述べた。

 10年のROEは7.2%に低下した。

 人件費は20%増加し、119億ポンドとなったが、報酬は7%減少した。投資銀行部門バークレイズ・キャピタルの報酬は12%減少した。

 貸倒損失は30%減の57億ポンド。

 バークレイズ・キャピタルの収入は第4・四半期に34億ポンドと、前期比20%増加し、数四半期にわたる減少から増加に転じた。

 ダイアモンドCEOは、今年バークレイズが良好なスタートを切ったと指摘。グループ全体の1月の収益は、昨年の月間平均ペースを上回ったと述べた。

 バークレイズはまた、報酬の支払い方法を変更したことを確認し、今後、業績優秀者手当を3年間にわたり保留にし、コアTier1(狭義の中核的自己資本)比率が7%以上になった場合にのみ支給する方針を示した。

 同行は、年次報告書を公表するまで、個々の取締役会メンバーや業績優秀者への報酬に関する詳細は明らかにしない方針。

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