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ドル/円が8週間ぶり高値、米国債利回り上昇が支援

 2月15日、ニューヨーク外国為替市場では、ドル/円が8週間ぶり高値をつけた。7日撮影(2011年 ロイター/Lee Jae-Won)

 [ニューヨーク 15日 ロイター] 15日のニューヨーク外国為替市場では、ドル/円が8週間ぶり高値をつけた。最近の米国債利回りの上昇がドルの支援材料となっており、債券市場が引き続きインフレ期待を織り込めば、ドルは一段高となる可能性が高い。

 2年債利回りは2月1日から20ベーシスポイント(bp)超上昇、10年債利回りも米景気回復を背景としたインフレ期待の高まりで、17bp超上昇した。これにより、円などの低金利通貨に対するドルの魅力が高まった。

 バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの為替ストラテジスト、Paresh Upadhyaya氏は「ドル/円相場と米国債利回りの関係が再び材料となっている」と指摘した。

 午後の取引でドル/円は0.7%高の83.91円となり、8週間ぶり高値をつけた。

 ユーロ/ドルは0.3%高の1.3517ドル。

 ドル/円は過去10営業日中9営業日上昇しており、月初からは2%超上昇している。アクション・フォレックスのアナリストは、この日の上昇は、1月3日につけた安値の80.93円水準からの反発基調が始まったことを示している、と指摘した。

 ドル高が続けば、12月15日につけた84.51円が上値抵抗線になるとアナリストは指摘。一方、短期的にドル安に転じるには、14日の安値となる83.09円を割り込む必要があるが、この水準を割り込まない限りはドル高基調が続く、とアナリストは指摘する。

 Upadhyaya氏は、15日に発表された中国の人民元建て新規融資、マネーサプライ、および、消費者物価指数(CPI)が予想よりも良い数字だったことにふれ「中国が一段と積極的に引き締めに動かなければならないという見方が後退し、リスク回避姿勢が弱まり、これがある程度の円売りにつながった」と述べた。

 ポンド/ドルは0.6%上昇し1.6128ドル。1月の英インフレ率が13カ月連続でイングランド銀行の目標を上回ったことを受け、ポンドが買われた。

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