[ニューヨーク 22日 ロイター] 米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発表した2月の消費者信頼感指数は70.4と、前月の64.8から上昇し、2008年2月以来3年ぶりの高水準となった。エコノミスト予想の65.0も上回った。
期待指数は95.1に上昇し、2006年12月以来の高水準。現況指数も33.4に上昇した。労働市場をめぐる消費者の見方はやや改善したものの、雇用環境全般に対する認識はまちまちとなった。
地政学的不安が高まるなか、原油価格は2年半ぶりの高値で推移しており、値上がりが続けば消費者への負担となりかねない。
消費者の向こう1年のインフレ期待を示す指数は5.6と、09年6月以来の高水準となった。