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レプソルとENI、リビアでの石油生産を停止

 2月22日、リビアでの反政府デモによる混乱拡大を受けてスペインのレプソルと伊ENIの石油会社2社が、リビアでの原油生産を停止。写真はレプソルのガソリンスタンド。マドリードで2008年11月撮影(2011年 ロイター/Susana Vera)

 [ロンドン/ローマ 22日 ロイター] リビアでの反政府デモによる混乱拡大を受けて、新たにスペインのレプソルREP.MCと伊ENIENI.MIの石油会社2社が、リビアでの原油生産を停止した。

 両社ともに生産停止による影響の規模については明らかにしていないが、業界筋によると、レプソルが生産停止を表明したエル・シャララ油田の生産量は日量約20万バレルで、リビアの生産量の13%前後に相当する。

 レプソル広報担当は「暴動と不透明感を受けて、リビアでの生産をすべて停止した」と明らかにした。

 ENIは天然ガスの生産を一部停止したことを明らかにしたが、施設への打撃は及んでいないとした。

 イタリアは天然ガス需要の約10%をリビアからの輸入に頼っており、ENIが管理する海中パイプライン「グリーンストリーム」を通じてリビアから天然ガスの供給を受けている。

 ENIはグリーンストリームからのガス供給を停止したことを明らかにした上で、顧客の需要には対応できると説明した。 

 イタリアの閣僚はこの日、リビアからの供給が滞った場合、同国は非常用ガス備蓄を取り崩す用意があると表明した。

 またイタリア政府筋によると、リビアの海洋石油ターミナルからの供給は停止しており、貿易関係者はリビアの原油積出港は一部で業務が混乱していると明らかにした。

 大手石油会社の関係者は「現場スタッフは、海運業者や港湾当局者など、誰とも連絡が全くとれないと話している」と述べた。

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