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1月米中古住宅販売は予想外の増加

 [ワシントン 23日 ロイター] 全米リアルター協会(NAR)が発表した1月の中古住宅販売戸数は年率で前月比2.7%増の536万戸と、予想外に増加した。ただ、住宅価格中央値は2002年4月以来約9年ぶりの水準に下落した。

 2月23日、全米リアルター協会が発表した1月の中古住宅販売戸数は予想外に増加。住宅価格は約9年ぶりの水準に下落。写真はアリゾナ州・フェニックスの売家。1月撮影(2011年 ロイター/Joshua Lott)

 前月の販売戸数は522万戸に下方修正された。

 エコノミストは、1月の販売戸数が、12月の修正前の数字(528万戸)から2.1%減の524万戸になると予想していた。

 1月の販売戸数は前年比で5.3%増加した。

 価格中央値は前年同月比3.7%低下の15万8800ドル。

 野村証券の首席エコノミスト、デビッド・レスラー氏は「冬の悪天候が販売動向に一部影響すると考えていたが、そのような様子は見られず、若干心強いと感じている」と述べた。

 全体の販売のうち、差し押さえ物件や、銀行が住宅ローン残高を下回る価格での売却に合意した物件などが占める割合は37%と、過去1年間で最大となった。

 キャピタル・エコノミクスのシニア米エコノミスト、ポール・デールズ氏は、住宅市場に存在する供給過剰は85万戸、これとは別に450万戸が差し押さえ手続き中と推計する。

 1月の住宅在庫は、現在の販売ペースで7.6カ月分と、09年12月以来の低水準となった。12月は8.2カ月分だった。

 通常、6─7カ月分が理想的とみなされ、これを上回ると住宅価格下落の兆候とみなされる。

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