for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

リビアの混乱が波及すれば深刻な原油不足に=ゴールドマン

 2月24日、ゴールドマン・サックスは24日、原油市場はリビアの混乱が他の産油国に波及しかねないとの不安に支配されているとのリポートをまとめた。写真は22日、米ニューヨークのガソリンスタンドで(2011年 ロイター/Shannon Stapleton)

 [ロンドン 24日 ロイター] ゴールドマン・サックスは24日、原油市場はリビアの混乱が他の産油国に波及しかねないとの不安に支配されており、さらなる混乱が起きれば深刻な原油不足に陥り、需要調整が必要になる可能性がある、とのリポートをまとめた。

 リポートは同社のジェフェリー・カリー氏が執筆したもので、「われわれの見方では、市場はさらなる混乱を消化できない。リビアの問題だけで、石油輸出国機構(OPEC)の生産余力の半分がなくなる可能性がある」としている。

 リビアではすでに原油生産が4分の3近くに落ち込んでいるほか、サウジアラビアなど他の主要産油国に混乱が波及することへの懸念から、ブレント原油価格は24日に7.5%以上上昇し、2008年8月以来の高値をつけた。

 リポートは「さらなる混乱拡大に伴うリスクは、数カ月前よりもはるかに大きくなっている。混乱が広がれば世界の原油市場で深刻な供給不足が起き、著しい需要調整が必要になる可能性がある」と指摘。

 さらに「主要産油国に混乱が波及するリスクは比較的小さいと考えているが、そのリスクは増大しており、われわれの原油価格見通しに関する上方リスクが拡大している」と述べた。

 ただ、世界の原油在庫は高水準にあり、リビアからの輸出が100日以上完全にストップしても容易に吸収でき、必要であればOPECの生産余力で補うことができる、との見方を示した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up