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安保理がリビア制裁決議を採択、資産凍結など盛り込む

 2月26日、国連安全保障理事会は、リビアの最高指導者カダフィ大佐や家族らに渡航禁止や資産凍結などを科す制裁決議案を全会一致で採択した(2011年 ロイター/Joshua Lott)

 [国連 26日 ロイター] リビアで続く反政府デモへの武力弾圧を受け、国連安全保障理事会は26日、最高指導者カダフィ大佐や家族らに渡航禁止や資産凍結などを科す制裁決議案を全会一致で採択した。

 決議は、リビアにおける暴力の停止を求め、「現在行われている市民への広範で組織的な攻撃が、人道に対する犯罪に当たる可能性がある」と指摘。リビアへの武器禁輸のほか、デモ弾圧をめぐり国際刑事裁判所(ICC)に捜査などを付託することも盛り込んだ。

 決議採択について、カダフィ政権から離反したダバシ国連次席大使は、「抵抗を続けるわれわれの国民をさらに力づけるもの」と歓迎し、「今もトリポリで生き続ける独裁政権に終わりをもたらす助けになるだろう」と語った。

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