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米景気は回復、追加刺激は必要なし=バフェット氏

 [ニューヨーク 2日 ロイター] 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は2日、米国の景気は回復しており、追加景気刺激措置は必要ないとの見方を示した。CNBCテレビとのインタビューで語った。

 3月2日、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が、米国の景気は回復しており、追加景気刺激措置は必要ないとの見方を示した。昨年6月撮影(2011年 ロイター/Shannon Stapleton)

 また、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは大型買収案件を引き続き探っているものの、すぐにはまとまる可能性は高くないとの見通しを示した。

 バフェット氏は、経済成長に向けたバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長による努力に対し、引き続き「多大な敬意」を抱いているとした。

 また、企業を取り巻く環境の改善は今後数カ月で、失業率の低下に反映される公算が大きいとし、2012年11月の大統領選までに、失業率が現在の9%から7%台前半まで低下するとの見通しを示した。

 こうした見通しを踏まえ「これ以上の刺激策は必要ではないと考える」と述べた。

 半面、住宅は引き続き問題と指摘し、住宅の「過剰在庫が吸収される」までに1年かかる可能性がある、と語った。

 バフェット氏は「経済は回復している」とし、「米システムには底堅さがあり、機能している。時折失速することはあるだろうが、それを懸念したくはない」と語った。

 米ドルについては、他の国・地域が一段と速いペースで拡大するに従い、「重要性が低下していく」と語った。

 対国内総生産(GDP)比で約10%に達している米財政赤字には懸念を示し、厳しい選択をしなければ「いずれ深刻なインフレ」を招く恐れがあると警鐘を鳴らした。 

 中東の政情不安が原油供給の混乱を引き起こす可能性があるとの「不安は妥当」としつつも、現時点でバークシャーへの影響について懸念していないとした。

 また、長期的に債券よりも株式への投資を引き続き選好するとし、現在のレートで固定されたドル資産への投資は「大変な過ち」との見方を示した。

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